ヨルと、日記のこと

ジャーナリングとは?考えや気持ちを言葉にする始め方

おまかせ日記 編集部

夜の机で、開いたノートを前に考えているヨル。湯気の立つカップと小さな鉢植えがある。

ジャーナリングは、出来事や考え、気持ちを自分の言葉で書き留めること。頭に浮かんだことをそのまま書く方法も、一つの出来事を振り返る方法もあります。ここではヨルと一緒に、今日の小さな出来事から始めてみます。

ヨル

今日のこと、ひとつ思い出してみようか。

日記とジャーナリング、どう違う?

日記にも、その日にしたことだけでなく、うれしかったことや迷いを書けます。ジャーナリングでも出来事を残せます。二つの言葉には重なるところがあり、書く内容をきっちり分ける必要はありません。

例えば「資格の本を見た」の先に、なぜ気になったのか、今どんなことを考えているのかを言葉にしてみる。あとから読むと、何をした日かに加えて、そのときの自分の考えも分かります。長い文章にしなくても残せる話です。

海外では、どう取り入れられている?

海外の具体例を眺めると、同じジャーナリングでも、残すものや取り組み方はいろいろ。自分ならどれを試してみたいか、ヨルと見てみましょう。

質問欄や写真のある、違う形のノートを眺めるヨル。

経験の意味を考える、アメリカの大学の案内

ミシガン大学のキャリアセンターは、授業や課外活動での経験を振り返る方法として紹介しています。出来事に加えて、そのときの気持ち、自分の考えにどんな影響があったかを残す案内です。

ミシガン大学の案内を読む

朝と夜に短く取り組む、ドイツの日記

ドイツの6-Minuten Verlagには、朝と夜に取り組む質問付きの日記があります。何から書こうか迷うとき、問いが用意されているのも始め方の一つです。

出版社の紹介を見る

切符や紙片も残す、フランスのノート

フランスのMaraboutが2025年に刊行した『Mon Junk Journal』は、切符や包装紙などを使い、コラージュや文章、絵で残す形式。文章を書く以外にも、日常の思い出を残す楽しみがあります。

ノートの紹介を見る

大学の案内と出版社の商品を、取り入れ方の例として紹介しました。気になった残し方があれば、今日の一つで試してみてください。

写真の話から、今の自分の話へ

資格の本の写真が一枚。何の写真かは分かっても、なぜ気になったのかまでは写っていません。ヨルが聞いてみると、こんな話が出てくるかもしれません。

一枚の写真と会話の吹き出しのそばで、話を聞くヨル。
ヨル

資格の本の写真だね。どんなことが気になったの?

話す人

資格を取りたいけど、勉強する時間がなくて焦る。

ヨル

取りたいって思ったのは、どうして?

話す人

今の仕事で、できることを増やしたいから。

短く残すと

資格の本の写真を撮った。今の仕事でできることを増やしたいので、資格を取ってみたい。勉強する時間がなくて焦っている。

会話・写真の設定・記録は説明用の作例です。実際の利用者の記録や、AIが生成した結果ではありません。本を買った、勉強を始めた、といった話していないことは足していません。

ここからは、自分の一日で

次は、今日か最近の出来事を一つ。問いを一つずつ開き、頭の中や手元のメモで答えてみてください。見本は、考えたあとに開けます。

月明かりの部屋で、ノートの隣に座って待つヨル。
ヨル

最近の写真を、一枚思い浮かべてみて。

写真がなければ、予定や、食べたもの、読んだものでもかまいません。このページが写真や予定を読み取ることはありません。自分で一つ選んで、その場面を思い出してみます。

そのとき、何をしてた?

まずは、実際にあったことを短く。誰かの見本に合わせる必要はありません。場所の名前が思い出せなくても、分かるところからで十分です。

短い答えの見本を見る

帰り道でパンを買った。いつもの道から一本外れて、小さい店に寄った。

どんな時間だった?

出来事だけ浮かんだら、そのときの感じも少し。楽しかった、落ち着かなかった、よく分からない。まだ名前のない感じでも残せます。

気持ちが入った見本を見る

いつもと違う道を歩いたら、少し気分が変わった。パンを選ぶのも楽しかった。

どうして、そう思ったの?

気持ちが浮かんで、その先も考えたくなったときだけ。何がうれしかったのか、何を気にしていたのか。理由が分からなければ、ここで終えてもかまいません。

もう少し考えた見本を見る

仕事と家の往復ばかりだったから、寄り道する時間がほしかったのかもしれない。

言葉が出ないときは、写真を見たことだけ残しても、今日は何も残さなくても。全部の問いに答える必要はありません。

始める前に気になること

専用のノートを用意する前に、手元の紙やスマホのメモで一度試せます。続けるための決まりも、自分に合うものから。

手書きじゃないとだめ?

紙でもスマホでも書き留められます。声に出してからメモする方法もあります。話して考える時間と、手で書く時間は違う体験なので、自分が取り組みやすい方法を選んでください。

毎日、同じ量を書かないとだめ?

短い日や、間が空く日があってもかまいません。再開するときは、その日の一つから。前の空欄を全部埋めてから始める必要はありません。

考えがまとまらないまま終えてもいい?

「まだ分からない」「二つの気持ちがある」と残せます。前向きな結論や、次にすることまで決めなくても。あとから読んで続きを考えることもできます。

話題を考えるところから、ヨルに聞いてもらう

写真、予定のカレンダー、場所のピンを手がかりに考えるヨル。

書きたい気持ちはあっても、今日の何から話せばいいか迷うことがあります。おまかせ日記では、許可した写真や予定、立ち寄った場所など、その日の手がかりからヨルが聞きます。返事を受けて、そのときの気持ちや、気になった理由の話へ進むこともあります。

手がかりだけでは分からないことを、本人の言葉で確かめていく。会話で出てきたことは日記の下書きになり、自分で読んで直してから確定します。話題を探すところと文章にするところを、ヨルに手伝ってもらう残し方です。

ヨルはペンを持った小さな夜のおばけ。この記事はおまかせ日記の運営が制作しています。記事内の問いは読む人が自分で考えるための案内で、実際のAIとの会話ではありません。